こんにちは、345です。
今日は、ニッチ系銘柄と言ってしまっていいのでしょうか、ヒラノテクシード【6245】の紹介をさせて頂きます。
事業内容は、フィルム・金属箔・紙・布などの薄いもの(基材)に、液を塗るための機械、コーティングマシンを製造しています。
これだけだとあまりピンとこないのですが、粘着テープ、液晶パネルのディスプレイ、リチウムイオン電池やコンデンサーなどの電子部材にも使われているようです。
この企業の株を買ったのは1年くらい前かと思います。ここの株価は上げ下げが意外と激しいみたいですが、現状では一応30%以上の利益は出ているようです。
買った理由は、この領域(といっても比較対象はテクノスマート【6246】くらいですが)でリーダーポジションの企業であること、電子部材関連の伸びが想定できること、売上も伸びてきていて営業利益率も10%以上であること。財務状況にも大きな不安がないこと。これらに対してPER,PBR共にやや割安であると考えました。
今年度の業績は、23,000百万円(予想)となっており、これは昨年度の31,682百万円の6割程度でしょうか。経常利益についても昨年度の6割程度の2,000百万円と苦戦しています。
進捗率についても微妙で、下期に挽回して年間予算を達成できるのかというのがポイントですね。
出典:https://www.hirano-tec.co.jp/mt_asset/97_chukanjigyo.pdf
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また、受注につきましては、厳しい市場環境ではありますが、電気自動車関連市場及び電子部材関連市場を中心として積極的な受注活動の継続に努めた結果、堅調に推移いたしました。
出典:https://www.hirano-tec.co.jp/mt_asset/97_chukanjigyo.pdf
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との記載がありますが、どの指標にこの表現が反映されているのかは読み取れませんでした。。。
ただ、受注残高はそれなりに積まれているようなので、3末の決算に向けてどうなっていくのか見てみたいですね。
出典:https://www.hirano-tec.co.jp/mt_asset/97_chukanjigyo.pdf
あとは、四季報にも記載されている「2次電池用新型高圧プレス装置」に期待したいと思います。電池電極塗工装置の後工程で必要な装置、とあるので、需要はそれなりにあるのではないでしょうか。
配当は中間で15円/株、年間で30円/株ということで昨年度からは2/3程度になっていますが、財務状況も悪くはなく、どこも厳しい状況なので温かく見守っていきたいと思います😀
株価は直近で盛り返しているようです。売上などの業績が伴っていかないとこの先は続かない気がしますし、逆に下期に想定以上ということであると、さらに伸びていく可能性もありますね。あたりまえですがw
ここ1~2年を乗り切って、成長軌道に戻っていってもらえたらいいなと思います。
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