こんにちは、345です。
本日は、富士フイルムホールディング【4901】から配当が届きましたのでその紹介をしたいと思います。
富士フイルムは買い増しのタイミングがつかめなくて結局100株しか持っていないのですが、購入時期としてはかなり古い部類に入るのではないかと思います。
購入したきっかけですが、ビジネス研修で「コダックと富士フイルム」の比較を学んだことです。
コダックと富士フィルムがどのように外部環境の変化に対応していったのか、というお題はかなり昔からある鉄板の題材で、しかも結果として日本企業である富士フイルムが勝った事例ですので、日本人の我々には通りが良い内容なんだと思います。
Webにもいろいろな記事が載っています。
カメラのデジタル化が進み、フイルムの需要が明らかに減っていくとなったときに、コダックが何も出来なかったのに対して、富士フイルムは既存技術・経営資源を活用し、積極的に多角化を進めた結果、コダックは2012年に倒産し、富士フイルムは生き残った、というお話ですね。
富士フイルムの現在(というか2018年度・・)の事業ポートフォリオは以下のようになっています。
祖業であるフォトイメージングの領域は全体のたった11%、今ではヘルスケアや高機能材料が大きな柱として成長してきています。
少し気になるのは、ドキュメントソリューション、特にオフィスプロダクト&プリンター事業の部分で、ここを今後伸ばしていくのは相当厳しい気がします。
官庁系だとかデザイン関連だとか、業界や業種によっては濃淡がありますが、もうオフィスに出社してプリンターで出力して会議資料を準備したり、サイン・押印して承認云々というプロセスの部分はほとんど無くなっていくでしょうから。
あと、イメージングソリューションに分類されているチェキ。
私にはあまり理解できていないのですが、世界的に若者には大人気だそうです。このアナログ感が新しい世代には逆に新鮮なんでしょうかね。
たださすがにこのコロナ禍で、その需要も大きく減退しています。
チェキはフイルムの技術が求められるし地味に参入障壁が高い領域であると思いますが、
この世界での売上9割というこの商品が今後どこまで復活するのかどうか、興味深いところです(が、何度も言いますが、なぜここまで大ヒットしたのかは私には理解できない・・・😂)。
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上期全体ではこんな感じでした。売上高は11.9%の減収、営業利益も前年同期比で38.6%。
ドキュメントとイメージングの領域がなかなかの影響を受けていますね。
富士フイルムといえば、直近というか、新型コロナ関連でもそれなり存在感を示しており、時々ニュースでも目にするようになっています。
今後、一層ヘルスケア領域を伸ばしていくものと思われますし、いかにイメージング領域の減少をヘルスケア領域の伸びで補えるかが重要になってきますね。
ちなみに中間配当は47.5円/株で、年間では95円/株です。配当性向は30.4%なので、ちょうどいい塩梅だと思います。
あと、ここは優待もやってます。基準日9月末の優待は化粧品の優待割引、基準日3月末の優待では、化粧品のサンプルセットなどがもらえます。
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<2020年7月実施 ご優待(基準日:2020年3月末日)>
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*1:基準日現在、株主名簿上の当初取得日が1年前、または3年前の同日以前の株主様
*2:基準日時点の保有株式数
*3:優待割引購入は、専用お申し込みはがき、お電話、株主様専用ウェブサイトでのみ受け付けます。店頭等では購入できません。
*4:申し込み制。対象商品、お申し込み期限等は、対象株主様にお知らせいたします。
*5:株主様専用ウェブサイトでのみ使用可能。保有年数及び保有株式数により、1,000円分と4,000円分のいずれかのクーポン券を対象株主様にお送りします。対象サービスやお申し込み期限等は対象株主様にお知らせいたします。
*2:基準日時点の保有株式数
*3:優待割引購入は、専用お申し込みはがき、お電話、株主様専用ウェブサイトでのみ受け付けます。店頭等では購入できません。
*4:申し込み制。対象商品、お申し込み期限等は、対象株主様にお知らせいたします。
*5:株主様専用ウェブサイトでのみ使用可能。保有年数及び保有株式数により、1,000円分と4,000円分のいずれかのクーポン券を対象株主様にお送りします。対象サービスやお申し込み期限等は対象株主様にお知らせいたします。
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3月末向けの優待についてはまた届いたらお伝えしていきたいと思います(あと半年以上先の話ですが・・・)。
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