こんにちは、345です。
今回は日本高純度科学、ヒラノテクシードに続くニッチ市場シリーズ、第3弾。トーカロ【3433】です。
四季報によると、「高機能皮膜を形成する溶射加工最大手」とありますので、
当時(4~5年前くらい??)最大手というワードと利益率の高さに惹かれて買ったのだと思います。
「溶射」というのが聞きなれないですよね。半導体の回路を作るドライエッジング装置というものがあって、その装置が、プラズマにより傷がつかないようにするための被膜を「溶射」で作るのだそうです。
参考:https://www.tocalo.co.jp/technical/how.html
付加価値の流れで言えば、
トーカロ
↓
半導体製造装置メーカー(東京エレクトロン【8035】)
↓
半導体製造メーカー
↓
製品メーカー
という感じだと思うので、最終的には半導体製品の需要がどうなってくるのか、というところにたどり着くのでしょうかね。
トーカロの従業員数は連結で1,060名、年間の売上高(予想)は370億円、同様に経常利益は68億円。
出典:https://www.tocalo.co.jp/ir/highlights.html売上高、利益共にトレンドとしては横ばいという感じでしょうか。ただ、利益率は(逓減傾向であるとはいえ)20%付近ということで、しっかりと利益を出せている点は強みと見ていいかと思います。
半導体の需要、産業が今後どうなっていくのかという点については、直近は新型コロナの影響を受けているとはいえ、素人目には中期的には拡大傾向であると思っています。
あとは、半導体分野以外の収益源をどう伸ばしていけるのか、ということでしょう。
ちなみに中間配当は12.5円/株、年間で25円/株です。予想配当利回りは株価が少し上がってしまったので現在の株価でみると1.9%。平均的な数値ではあります。
とにかくありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿